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2018.03.02ものづくりの街 広島県府中市から出発したコーヒー店 suiren+(スイレン プラス)

広島県府中市は東京都府中市と全く同じ市名です。
全国でも非常にまれなケースです。

広島県府中市は、古くは大和朝廷の頃「国府」が置かれ、
その国府跡の発掘調査が近年進み、一昨年、正式に国の史跡として認定を受けました。
また、世界遺産「石見銀山」から瀬戸内海に抜ける「石州街道」の出口にもあたるため、
昔から貿易・行政の要だった事が偲ばれます。
 
広島県府中市は今はものづくりの町です。
生活様式が変わり軒数は激減していますが、府中タンスや府中家具といった
木工製品を手がけるメーカーが今なお健在で、カンガルー皮で作ったオシャレなスニーカーで
東京でも人気のある「スピングルムーブ」の工場や、ラジコンヘリトップシェアの会社、
立体駐車場や工作機器や車載ダイカスト品で有名な上場企業など、
人口はわずか4万人の小さな市ですが、「ものづくりの会社」がたくさんあります。

5年ほど前まで府中の老舗旅館「恋しき」の一角で営業していた店が、福山市郊外に移転し、
お店の名前も「suiren + (スイレン プラス)」として再出発されました。




たまたま家主さんと私の高校の同級生が知り合いという事もあり、
福山に帰ると立ち寄っています。
オーナーの安藤さんは、NHKのうたの佐藤弘道おにいさんに似たステキな方です。
池ちゃんキッチンとも全く別のルートでご縁が発覚し、「世間は狭いですね」と笑いました。




安藤さんは日本に200名くらいしかいないコーヒー焙煎のプロです。
年に数回、東京青山の国連大学で行われるコーヒーフェスティバルにも出店なさって、
コーヒーの良さをPRしておられます。

suiren +が開店した当初はテナントも少なかったのですが、
お隣にパン屋さん(母校の後輩がやっています)、2階にもこだわりの眼鏡屋さんや
白山陶器のお店などが入り、昔に比べるとかなり賑わっています。



地方都市ではよくある「巨大モール」に押され、小規模なお店がどんどんなくなっていますが、
suiren +さんのようなお店が核になって、全国各地に「人が集まり何気ない会話から、
ホッとする笑顔の交換ができるところ」が増えると良いです。